今回はMicrosoft PowerAutomateでSharePointOnline上で作成したリストを定期的にcsvファイルに変換してonedriveに保存するフローを作成したので作成方法を紹介します。
参考になれば幸いです。
フロー全体
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/e088f78e372b9e7dacd254d348a3a803.png)
作成手順
定期的に実行するタイミングを指定する
[新しいフロー]から[スケジュール済みクラウドフロー]を選択すると自動的に[Recurrence]からフローが開始されます。
画像は例ですが、タイム ゾーンは[(UTC+09:00)大阪、札幌、東京]を選択し、残りは定期実行したいタイミングを選択してください。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/f40a8e40a4c6ddd353f6ef78af243c72.png)
現在の時刻を取得する
次に[アクションの追加]から日時を検索し、[現在の時刻]を選択します。
ここでは特に設定は必要ありません。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/0eb216a84c845d468c60c26d3fe2a2f3.png)
タイム ゾーンの変換
[アクションの追加]>[日時]と検索し、[タイムゾーンの変換]を選択します。
- 基準時刻:[動的なコンテンツ]から[現在の時刻]を選択
- 変換元のタイムゾーン:(UTC)協定世界時
- 変換先のタイムゾーン:(UTC+09:00)大阪、札幌、東京
- 書式設定文字列:[式]から下記コードを記入
formatDateTime(addHours(utcNow(),9),'yyyyMMddhhmm')
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/0a5def0a2393ef6ebc1bd091b57a71d5.png)
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/53833b672f624103c8fbdb9fd65cf746-1024x450.png)
SharePointアクション[複数の項目の取得]
新しいアクションで[SharePoint]と検索し、[複数の項目の取得]を選択します。
[サイトのアドレス]・[リスト名]の右のアイコンからcsv変換したいリストを選択します。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/a27dfd19ce8d8a8f2298c70bfeb69d80.png)
データ操作[csvテーブルの作成]
新しいアクションで[データ操作]と検索し、[csv テーブルの作成]を選択します。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/a1c7981b0110e65f1b5cc0b0e340ce42.png)
[開始]にはSharePointアイコンの[value]を選択します。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/134446f6a09cafa5b1f3dfc71e865bc3-1024x473.png)
ファイルを作成したい場所を指定する
最後のアクションではファイルを作成したいフォルダのあるサービスを選択します。
Boxを指定するときはフォルダの指定方法に注意が必要です。詳しくは下記の記事を参考にしてください。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/businessman-g868a3ecc0_640-320x180.jpg)
フォルダーのパス:作成したいフォルダーのパスを選択
ファイル名:[変換後の時間]を選択、最後に[.csv]を追記
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/9f59df4cc8f16578af1ace48e1fc3f4f.png)
ファイルコンテンツ:[動的なコンテンツ]から前アクションで作成した[出力]を選択します。
先頭には[式]から以下コードでBOMを追加します。
decodeUriComponent('%EF%BB%BF')
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/5ba6ec692891cdc7e2dc613ea28ca75b-1024x403.png)
実行結果
フローを保存しテストを行うと、指定したフォルダに以下のように実行した日時のファイル名でcsvファイルが作成されます。
![](https://sananeblog.com/wp-content/uploads/2023/02/bb7015d0fb5ee826bc1f457792ecfb72.png)
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