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はじめに
今回の記事では、VMwareからBroadcomアカウント移行された後に日本語の氏名が文字化けしてしまった際の対処方法を記載します。
最近、VMware Workstation Proをダウンロードしようとしたのですが、アカウントはBroadcomのアカウントに移行しており、メールアドレスがBroadcomアカウントに紐づいているようでした。
以前評価版ESXiをダウンロードするために使用していたVMwareアカウントでBroadcomにログインできたのですが、日本語を含んでいたと思われる名前などのプロフィール情報がBroadcomのシステムで文字化けしてしまい、VMware Workstation Proのダウンロードのプロフィールの更新ができない問題に遭遇しました。
SANANE
アカウント情報自体を更新しようとしたのですが、会社情報等を入力する必要があり個人利用の場合はハードルが高そうです。
今回はこの問題を解決し、VMware Workstation Proなどのソフトウェアをダウンロードする方法についてご紹介します。
今回の記事の対象となる人
- VMwareアカウントをBroadcomに移行された際に、日本語プロフィール情報が文字化けして困っている人
- VMware Workstation Proを無償利用するために、プロフィール情報を正確に更新する必要がある人
修正方法
手順1: Google Chromeの開発者ツールを開く
- Broadcomの[Trade Compliance Verification]ページにアクセスします。
- 文字化けしている氏名欄を表示した状態で、キーボードの
F12
キーを押すか、右クリックして「検証」を選択し、開発者ツールを開きます。
手順2: HTMLコードを編集してテキストボックスを有効化
- 開発者ツールが開いたら、左上に表示される矢印マークをクリックします。
- 文字化けしている氏名欄のテキストボックスをマウスオーバーすると
<input>
タグで表されている部分が表示されます。 - 該当する
<input>
タグにdisabled
という属性を削除します。disabled
属性を削除すると、そのテキストボックスが編集可能になります。
手順3: ローマ字で氏名を入力
disabled
属性を削除した後、[First Name]のテキストボックスに文字化けしている部分を英語の名前に変更します。- 手順2-3と同様の操作で[Last Name]部分も修正します。
手順4: プロフィール情報の確認
- 入力が完了したら、画面下部の「Submit」ボタンをクリックして変更を保存します。
まとめ
少々技術的な操作が必要ですが、Google Chromeの開発者ツールを使ってdisabled
属性を削除することで解決できました。
一時的な対処にはなりますが、文字化け問題でお困りの方は、ぜひこの手順をお試しください。