【X(Twitter)予約投稿ツールマニュアル】AI自動運用の初期設定
はじめに
このページではX(Twitter)予約投稿ツールのAI自動運用の初期設定を解説します。
AI自動運用は、アカウントの人物像や口調をシートに定義しておくと、AIが投稿案を作って予約投稿シートに書き込む機能です。投稿後の反応(表示回数・いいねなど)を自動で集計し、次回の生成に反映します。
- AIが投稿案を生成する
- 予約投稿シートに日時付きで書き込まれる
- 投稿後、反応がシートに蓄積される
- 蓄積した反応を次回の生成に反映する
このページでは1〜2を動かすまでの設定をします。生成した投稿の確認方法や、実績を使った改善はAI自動運用の使い方で解説します。

APIキーの取得を含めて20分程で完了します。
設定の全体像
設定は3つのステップに分かれています。
- Anthropic APIキーを取得する
- 本ツールにAPIキーと設定を登録する
- [AI運用シート]にペルソナとお手本投稿を記入する
3つのうち、投稿の質を決めるのは3番目です。1と2は10分程度で終わります。
STEP1:Anthropic APIキーを取得する
本ツールのAI自動運用は、Anthropic社のClaude APIを使用します。Anthropicのアカウントを作成し、APIキーを取得します。
Anthropic Consoleにアクセスし、アカウントを作成します。メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録できます。
[Billing](請求)を開き、支払い方法を登録してクレジットを購入します。クレジットの残高が無いと生成は実行できません。
[API keys]を開き、[Create Key]からキーを発行します。任意の名前を付けて作成します。
表示されたキー(sk-ant- で始まる文字列)をコピーして控えます。
STEP2:APIキーと設定を登録する
スプレッドシートの[★X予約投稿ツール]メニューから[AI自動運用メニュー]>[APIキー・設定]をクリックします。設定モーダルが開きます。
かんたん設定
最初に表示される項目です。APIキー以外は初期値のままで動きます。
| 項目 | 初期値 | 内容 |
|---|---|---|
| Anthropic APIキー | 未設定 | STEP1で控えたキーを貼り付けます |
| 生成の頻度 | 週1回 | 週1回(毎週月曜9時台)/毎日(毎朝9時台) |
| 1回の生成本数 | 5 | 1回の生成で作る投稿の数(1〜10) |
| 生成した投稿を自動で予約する | オン | オフにすると投稿内容だけ書き込まれ、[スケジュール]列(G列)は空になります |
詳細設定
[詳細設定(通常は変更不要)]をクリックすると開きます。変更しなくても運用できます。
| 項目 | 初期値 | 内容 |
|---|---|---|
| モデル | Opus | Opus(品質重視)/Sonnet(速度・コスト重視) |
| 何日先まで埋めるか | 7 | 今日から何日先までの枠に予約するか |
| 1日の投稿数の上限 | 5 | 既存の予約を含めた1日あたりの上限 |
| 連続失敗で停止する回数 | 3 | この回数だけ連続で失敗すると自動生成が止まります |
| 新しい切り口の割合(%) | 30 | 実績の良い型ばかりにせず、新しい話題や試していない型に回す割合 |
| 指定した時間帯だけに投稿する | オン | オンにすると[AI運用シート]のスロット表にある時刻に吸着します |
| Threadsにも同時投稿する | オフ | 生成行の[Threads連携]列(E列)の初期状態 |
| モデルIDを直接指定 | 空欄 | 空欄なら最新モデルを自動で選びます |
入力が終わったら[保存]をクリックします。
STEP3:AI運用シートを記入する
[AI運用シート]は、AIに渡す情報をまとめたシートです。ここの内容が投稿の質をほぼ決めます。
シートは4つのセクションに分かれています。
■ ペルソナ
アカウントの人物像を決めます。[人物設定]は必須です。ここが空欄だと生成は実行されません。
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 人物設定 | 中小企業の情シス担当。GASやPower Automateで社内の定型業務を自動化している。実務で詰まった経験を共有する |
| 口調 | です・ます調。断定を避けすぎない。専門用語には一言補足を添える |
| NG表現 | 絶対に稼げる 誰でも簡単 初心者でも月収 |
[NG表現]は改行区切りで複数指定できます。ここに書いた言葉を含む投稿案は、生成されても書き込まれずに破棄されます。
■ AIへの指示文
投稿の方針を自由に書く欄です。ペルソナで表しきれない指示をここに書きます。
実際に手を動かした人にだけ書ける具体性を優先します。ツールの紹介だけで終わらず、詰まった箇所とその回避方法をセットにします。宣伝色の強い投稿は作りません。5件のうち1件はリプライ連鎖にして、1件目で結論、2件目以降で手順を書きます。
■ 投稿する時間帯
投稿する曜日と時刻を最大7行まで登録します。初期値では毎日の07:30・12:15・21:00の3行が有効になっています。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 曜日 | 毎日/月〜日をプルダウンから選びます |
| 時刻 | HH:MM形式で入力します(例:07:30) |
| 有効 | チェックを入れた行だけが使われます |
詳細設定の[指定した時間帯だけに投稿する]がオンのとき、AIが別の時刻を返してもこの表の最寄りの時刻に吸着します。
■ お手本投稿
文体をまねさせるための見本を最大20件まで登録します。過去に反応の良かった自分の投稿を貼り付けてください。
設定を確認する
[AI自動運用メニュー]>[いますぐ生成する]をクリックすると、その場で1回だけ生成を実行できます。予約投稿シートに投稿案が書き込まれれば設定は完了です。
生成された投稿の確認方法、自動生成の開始と停止、実績を使った改善は下記で解説しています。

注意点
Anthropic APIの利用料が別途かかります
投稿を生成するたびにAnthropic側の従量課金が発生します。これは本ツールの利用料やX APIの利用料とは別です。1回あたりの費用はモデル(Opus/Sonnet)と生成本数で変わります。最新の単価はAnthropic Consoleでご確認ください。
APIキーを登録しない限り生成は実行されないため、使用しなければ費用も発生しません。
X APIの読み取り課金も発生します
生成時と実績収集時に、過去の投稿の反応を確認するため投稿一覧を取得します。このときX APIの読み取り課金が発生します。
APIキーはスプレッドシートのコピーで引き継がれません
APIキーと設定はシートではなくスクリプト側に保存しています。スプレッドシートをコピーした場合は、コピー先で[APIキー・設定]をやり直してください。[AI運用シート]の内容はシート上のデータのためコピーで引き継がれます。
画像・投票・引用は生成されません
AIが作るのはテキストの通常投稿とリプライ連鎖だけです。生成行の[メディアURL]列(F列)は常に空になります。画像を添付したい場合や投票・引用投稿にしたい場合は、生成後に手で編集してください。



