はじめに
2023年11月にX(Twitter)予約投稿ツールを公開し、非常に多くの方にご利用、またご購入をいただきました。
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今回、Xの対抗となるSNSである「Threads」の予約投稿ツールを作成しましたので紹介します!
無料で利用可能となっておりますのでぜひお試しください。
ツールの概要
投稿の予約が可能
無料で利用できるGoogleのスプレッドシートを用いて、Threadsの投稿を作成して予約することができます。
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複数アカウントの管理も可能
ツールを複製してそれぞれにアカウントを紐づけることで複数アカウントで運用することも可能です。
こんな人にオススメ
Threadsへの投稿を毎回手動で行っており面倒に感じている方
Threadsへの投稿を今よりも効率化して行いたいときや、余裕のあるときに投稿内容をまとめて準備しておきたいといった方に「予約投稿」がオススメです。
SNS運用を効率的に行いたい方
イベント情報や新商品など、決まった時間に定期的に投稿したいといった場合や、投稿のタイミングを計画して配信したいといったSNS運用においても「予約投稿」機能がより活用できます。
ThreadsのAPIを試してみたい人
本ツールでは、Threads APIを利用してスプレッドシートから投稿を行います。APIについて興味がある方は開発者のはじめの一歩として触れていただくことが可能です。
有料版の紹介
当記事で紹介しているツールは無料で利用できますが、下記の制限があります。
- テキストの投稿のみが可能
- 一度に予約できる上限が30ポストまで
ココナラやBoothでは下記の機能を備えたツールを販売しております。
- 動画・画像の投稿が可能
- 無制限に予約が可能
- 追加機能・カスタマイズ依頼が可能
まずは無料版をご利用いただき、ぜひ下記ツールもご検討ください。
Threads予約投稿ツールをご提供します SNS運用の効率化のサポートを提供します利用手順
本ツールの利用にあたっては、事前にThreadsのアカウント及びGoogleアカウントが必要となります。事前に作成ください。
STEP0:スプレッドシートにアクセス
下記リンクのスプレッドシートにアクセスします。
アクセス後、シート名[マニュアル:XXX]を確認いただいて進めていただくか、下記画像付きでも説明しておりますのでどちらかの方法で導入を進めてください。
STEP1:Meta開発用アカウントの作成
まず、Threads APIを利用するために、Metaの開発用アカウントが必要になります。
こちらを参考に、Metaの開発用アカウントを登録してください。
STEP2:アプリの作成
作成後、こちらよりデベロッパーダッシュボードへ移動し、[アプリを作成]をクリックします。
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好きなアプリ名を入力し、[次へ]をクリックします。
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[ユースケース]では、[Threads APIにアクセス]を選択し、[次へ]をクリックします。
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[現時点ではビジネスポートフォリオをリンクしない。]にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
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[ダッシュボードに移動]をクリックします。
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STEP3:アプリの初期設定
ダッシュボード上より、左メニュー[ユースケース]をクリックします。
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[Threads APIにアクセス]>右の鉛筆アイコン[カスタマイズ]をクリックします。
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左メニュー[Threads APIにアクセス]>[アクセス許可]より、[threads_content_publish]>[追加]をクリックします。
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左メニュー[Threads APIにアクセス]>[設定]をクリックします。
ページ下部の[ユーザートークン生成ツール]>[Threadsテスターを追加または削除]をクリックします。
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移動後の画面で[メンバーを追加]をクリックします。
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[Threadsテスター]にチェックを入れ、検索欄に今回利用したいアカウントのユーザネームを入力し[追加]をクリックしてください。
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追加したテスターのThreadsアカウントでThreadsにアクセスします。
左下[=]のアイコンより、[設定]>[アカウント]タブ>[ウェブサイトのアクセス許可]をクリックします。
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[招待]より、追加したアプリの[同意する]をクリックします。
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STEP4:スプレッドシートのコピー
STEP0でアクセスしたスプレッドシートから、スプレッドシートの上部メニュー[ファイル]>[コピーを作成]をクリックします。
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ファイル名を任意の名前に変更し、[コピーを作成]をクリックします。
※以降の手順はコピーしたスプレッドシートに対して設定を実施してください。
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STEP5:アクセス権の認証
スプレッドシートの上部メニュー[★事前準備メニュー]をクリックします。(表示まで少し時間がかかります。)
[①Callback URL表示]をクリックします。
[認証が必要です]と表示された場合は以下の手順でアクセス権の承認を行います。
- [OK]をクリック
- スプレッドシートにログインしているアカウントをクリック
- [詳細]をクリック
- [Threads予約投稿処理(安全ではないページ)]をクリック
- [許可]をクリック
表示されるURLをコピーします。(次の手順で使用します)
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STEP6:認証情報の発行
Meta for Developersにアクセスします。
右上[マイアプリ]>作成したアプリ>左メニュー[ユースケース]をクリックします。
[Threads APIにアクセス]>[カスタマイズ]>[設定]をクリックします。
以下を設定し、[保存]をクリックする。
- コールバックURLをリダイレクト:[STEP5]でコピーしたURL
- コールバックURLをアンインストール:[STEP5]でコピーしたURL
- コールバックURLを削除:[STEP5]でコピーしたURL
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ページ上部に表示されている[ThreadsアプリID]と、[Threads App Secret]をコピーします。(次の手順で使用します。)
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STEP7:認証情報の入力
スプレッドシートの上部メニュー[★事前準備メニュー]>[②認証情報入力]をクリックします。
それぞれ前項でコピーした値を入力し、[保存]をクリックします。
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STEP8:認証
スプレッドシートの上部メニュー[★事前準備メニュー]>[③OAuth2認証]をクリックします。
表示されるURLをクリックします。
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別タブが開き、案内に従って認証を完了します。(投稿したいアカウントでログインしていることを確認)
→[認証成功!このウィンドウを閉じてください。]と表示されることを確認します。
別タブを閉じ、表示されているURLのモーダルを閉じます。
STEP9:ツールの起動
スプレッドシートの上部メニュー[★事前準備メニュー]>[④ツールの起動]をクリックします。
ポップアップが表示されると、ツールが起動します。
利用方法
通常のポスト方法
[予約投稿シート]に移動し、B列のセルに投稿したい内容を入力します。
スプレッドシートの上部メニュー[★予約投稿メニュー]>[投稿予約]をクリックします。
予約した日時を入力し、[予約]をクリックします。
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対象のスケジュールセルに予約した時刻が記載されます。あとは時間になると投稿されます。
正常に投稿が完了されるとID列に投稿ID列が、失敗すると通知列にエラー内容が記載されます。
また、投稿されたセルは削除して再利用が可能です。
予約の取消方法について
[予約投稿シート]に移動し、[投稿予約メニュー]>[投稿取消]をクリックします。
予約を取り消したい投稿のNoを指定し、[予約取り消し]をクリックします。
利用上の注意点
予約投稿機能について
内部の処理およびアップロード処理のため、予約した時刻から実際に投稿されるまでに最大5分程度ラグが生じます。
また、各投稿の投稿間隔は必ず5分以上空けてください。
APIの利用について
頻繁な投稿や過度な利用はAPIのレート制限やアカウント制限につながるおそれがございますのでご注意ください。
本ツールについて
利用にあたってのいかなる損害に対して一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
また、譲渡・転売・再配布は禁止いたします。
よくある質問
複数アカウントの利用方法
複数アカウントで利用する場合は[STEP2:アプリの作成]で新規でアプリを作成してください。また、本ツールもコピーして新規で作成したアプリと紐づけてください。
スマートフォンでの利用について
スマートフォンからはSafariやChromeなどのブラウザからスプレッドシートにアクセスすることで利用可能です。iOSアプリでは[投稿予約メニュー]などのカスタムメニューが利用できません。
有料版の紹介
当記事で紹介しているツールは無料で利用できますが、下記の制限があります。
- テキストの投稿のみが可能
- 一度に予約できる上限が30ポストまで
ココナラやBoothでは下記の機能を備えたツールを販売しております。
- 動画・画像の投稿が可能
- 無制限に予約が可能
- 追加機能・カスタマイズ依頼が可能
まずは無料版をご利用いただき、ぜひ下記ツールもご検討ください。
Threads予約投稿ツールをご提供します SNS運用の効率化のサポートを提供しますお問い合わせ
お問い合わせは本ブログの[問い合わせ]またはココナラよりご連絡ください。