業務効率化
PR

Googleマップのタイムラインをバックアップ・復元する方法|エクスポートと入れ直し後に見つからないときの確認点

sanane
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Google マップのタイムライン(旧ロケーション履歴)は、今はスマホの中に保存される仕組みです。そのため、アプリを入れ直したり機種変更したりすると「タイムラインが消えた」となりがちです。

そこで、iPhone の Google マップでバックアップ → アプリを削除 → 入れ直し → 復元までを実際に試しました(2026年10月・Google マップ 26.40.3)。分かったのは次のことです。

  • バックアップはタイムライン画面の右上の雲のアイコンから。オンにしておけば、充電中・Wi-Fi 接続中に自動で保存される
  • 入れ直したあとにバックアップが見つからなかった原因は、別の Google アカウントでログインしていたことだった
  • 元のアカウントに切り替えると、タイムラインを開いた瞬間にインポートの案内が出て、数秒で復元できた
  • タイムラインのデータは JSON ファイルとしてエクスポートできる。ただし、そのファイルをマップへ読み込む方法は見つからなかった
こんな人にオススメ
  • Google マップのタイムラインを機種変更・入れ直しで消したくない
  • タイムラインのバックアップや復元のやり方が分からない
  • 入れ直したらタイムラインが消えた・バックアップが見つからない
  • タイムラインのデータをファイルで取り出したい(エクスポート)

先に結論|タイムラインを消さないために

やること場所ポイント
バックアップをオンにするタイムライン → 右上の雲のアイコン充電中・Wi-Fi・アイドル時に自動で保存。反映に数日かかることもある
ファイルに書き出す(エクスポート)位置情報とプライバシー →「タイムライン データをエクスポート」JSON ファイル。マップへ読み込み直す方法は見つからなかった
入れ直し後に復元するタイムライン → 雲のアイコン →「…」→「インポート」先にアカウントが元と同じか確認。数秒で完了
自動削除位置情報とプライバシー →「タイムライン データの自動削除」自動削除が有効だとバックアップできない旨の表示が出た

タイムラインをバックアップする方法

右上のアイコン(プロフィール)をタップし、メニューの「タイムライン」を開きます。

Googleマップのアカウントメニュー。プロフィールの下にタイムラインがある

タイムライン画面の右上にある雲のアイコンをタップすると、「バックアップ」の画面が開きます。

タイムライン画面の右上。雲のアイコン、…、閉じるボタンが並んでいる

「バックアップ」のスイッチをオンにします。画面の説明は次のとおりです。

  • 「今後デバイスを切り替える必要が生じた場合に備えて、タイムラインの暗号化されたコピーをアカウントに保存します。」
  • 「デバイスが充電中でアイドル状態のときに、タイムラインは Wi-Fi 経由で Google サーバーにバックアップされます。」
バックアップの画面。スイッチがオンで、下にバックアップ済みのiPhoneと前回のバックアップの日時が表示されている

下の一覧に、バックアップ済みの端末と「前回のバックアップ」の日時が表示されます。今回の iPhone では「昨日」「3 時間前」と表示されていました。

バックアップがすぐに更新されないとき

充電・Wi-Fi 接続・画面ロックをしても、すぐには「昨日」のままでした。アプリ内のヘルプにも次の注意があります。

アプリ内ヘルプ。重要: タイムラインの変更がバックアップに反映されるまでに数日かかることがあります

機種変更やアプリの入れ直しをする前は、「前回のバックアップ」の日時を確認してください。アプリを削除するときは「このアプリを削除すると、アプリのデータも削除されます。」と表示され、スマホの中のタイムラインも一緒に消えます。

iPhoneでGoogle Mapsを削除するときの確認「このアプリを削除すると、アプリのデータも削除されます。」

タイムラインをエクスポートする方法(JSON ファイル)

タイムラインのデータは、ファイルとして取り出すこともできます。タイムライン画面の右上の「…」→「位置情報とプライバシーの設定」(または アイコン →「設定」→「位置情報とプライバシー」)を開き、「タイムライン データをエクスポート」をタップします。

位置情報とプライバシーのタイムライン データをエクスポートと、共有シート。ファイルはTimeline、JSON 2.8 MBで、“ファイル”に保存を選ぶ

共有シートが開くので「“ファイル”に保存」を選び、保存先(今回は「このiPhone内」)を選んで「保存」を押します。

保存先にこのiPhone内を選び、右上の保存を押すところ

ファイルアプリに Timeline.json(今回は 2.8 MB)が保存されました。

ファイルアプリに保存されたTimeline.json、2.8 MB

アプリ内のヘルプでは「location-history.json」として保存されると説明されていましたが、今回は「Timeline.json」という名前でした。

このファイルを Google マップに読み込み直す入口は、今回探した範囲では見つかりませんでした(ヘルプのインポートも、バックアップからの手順でした)。機種変更に備えるならバックアップが本命で、エクスポートは記録を手元に残したいときやほかのツールで使うときの手段と考えるのがよさそうです。

書き出した JSON を Google カレンダーに取り込みたい場合は、こちらのツールが使えます。

あわせて読みたい
GoogleタイムラインをGoogleカレンダーにエクスポートする方法
GoogleタイムラインをGoogleカレンダーにエクスポートする方法

入れ直し・機種変更のあとに復元する方法

今回は同じ iPhone で Google マップを削除 → App Store から入れ直して、バックアップから戻しました。

最初に:Google アカウントが元と同じか確認する

入れ直したあとのバックアップ画面は、スイッチがオフで、バックアップ済みの端末が1台も表示されませんでした。原因は、iPhone に登録していた別の Google アカウントでログインしていたことでした。

バックアップ画面の比較。別のアカウントのままでは端末が1台も出ず、元のアカウントに切り替えるとバックアップ済みのiPhoneが表示された

右上のアイコンをタップし、名前の横の「⌄」から元のアカウントを選ぶと、バックアップが見つかりました(パスワードの入力は求められませんでした)。

「バックアップが消えた」と思ったら、まず右上のアイコンでアカウントを確認してください。バックアップは Google アカウントごとに保存されているので、別のアカウントでは見えません。

インポートして復元する

元のアカウントでタイムラインを開くと、すぐに次の案内が出ました。「[バックアップ] へ移動」をタップします。

「不足しているタイムライン データをインポートしますか?」の案内。スキップと[バックアップ]へ移動のボタン

バックアップの一覧で、戻したい端末の「…」→「インポート」を選び、確認画面でもう一度「インポート」を押します。

インポートの流れ。…メニューのインポート、「バックアップからタイムラインをインポートしますか?」の確認、「訪問地と経路がこのデバイスにインポートされました」の完了表示

確認画面には「デバイスとバックアップに、同じ日の訪問地とルートが含まれている場合、タイムラインではその日のインポートはスキップされます。」と書かれています。押してから数秒で「訪問地と経路がこのデバイスにインポートされました」と表示されました。

タイムラインに戻ると、入れ直し直後は空だった「今日」と「昨日」に記録が戻っていました。

復元後のタイムラインの今日。徒歩1 km 21分、訪問回数2回と表示されている

戻るのはバックアップに入っている分です。インポートの前に、一覧の「前回のバックアップ」の日時を確認しておきましょう。

復元できないとき・記録されないときの確認点

「自動削除をオフにしてください」と表示される

バックアップ画面に次の表示が出て、バックアップがオフのままになっていることがありました。

バックアップ画面の「タイムラインをバックアップするには、自動削除をオフにしてください。」の表示

表示のとおり、バックアップを使うには自動削除を「アクティビティを自動削除しない」にしておく必要があるようです(バックアップできていた元のアカウントは「自動削除しない」でした)。表示をタップすると自動削除の設定が開きますが、タイムラインがオフのアカウントでは選択肢がグレーで選べませんでした。

タイムラインの自動削除オプション。3か月・18か月・36か月か、アクティビティを自動削除しないを選べる

自動削除の期間は「3 か月」「18 か月」「36 か月」から選べます。タイムラインを使ったことがない別のアカウントでは「3 か月」が選ばれた状態でした。

「訪問履歴が保存されていません」と表示される

タイムラインに記録されるには、次の3つがそろっている必要があると表示されました。

訪問履歴が保存されていませんの画面。タイムラインをオン、デバイスの位置情報をオン、マップの位置情報へのアクセスを常時に設定する必要がある

入れ直すと位置情報の許可を聞かれるので、「アプリの使用中は許可」を選ぶと「常時」になりません。あとから iPhone の「設定」→「Google Maps」→「位置情報」→「常に」に変えてください。

よくある質問

Q
機種変更すると Google マップのタイムラインは消えますか?

タイムラインはスマホの中に保存されるため、新しいスマホには自動では移りません。古いスマホでバックアップをオンにしておき、新しいスマホで同じ Google アカウントにログインして「インポート」すれば戻せる仕組みです(今回は同じ iPhone の入れ直しで確認しました。別の機種への移行は試していません)。

Q
バックアップが見つかりません

まず右上のアイコンで、バックアップしたときと同じ Google アカウントか確認してください。今回は別のアカウントでログインしていたため、一覧に端末が1台も表示されませんでした。

Q
エクスポートした JSON ファイルから復元できますか?

今回探した範囲では、JSON ファイルを Google マップに読み込む入口は見つかりませんでした。復元にはバックアップを使ってください。

Q
復元にはどのくらい時間がかかりますか?

今回は「インポート」を押してから数秒で完了の表示が出ました。

まとめ

  • タイムラインの右上の雲のアイコンでバックアップをオンにしておく(反映に数日かかることも)
  • アプリを削除するとスマホの中のタイムラインも消える。消す前に「前回のバックアップ」を確認
  • 入れ直し後にバックアップが見えないときは、アカウントが元と同じかを最初に確認
  • 元のアカウントなら「…」→「インポート」で数秒で復元できた
  • エクスポートは JSON ファイル。マップへの読み込み直しはできなかったので、備えるならバックアップ

Google の検索履歴やアクティビティの削除、タイムラインのデータの活用方法はこちらもあわせてどうぞ。

あわせて読みたい
Googleの検索履歴を削除する方法|自動削除の設定と履歴を残さない手順
Googleの検索履歴を削除する方法|自動削除の設定と履歴を残さない手順
あわせて読みたい
GoogleタイムラインをGoogleカレンダーにエクスポートする方法
GoogleタイムラインをGoogleカレンダーにエクスポートする方法
記事URLをコピーしました