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Power Automateは無料でどこまで使える?プランの確認方法とプレミアムの壁を実測

sanane
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はじめに

「Power Automate って無料でどこまで使えるの?」「プレミアムコネクタの壁はどこで出てくるの?」——ライセンスまわりは公式情報が複雑で、自分の環境で何ができるのか分かりにくいポイントです。

本記事では、2026年7月に一般ユーザー視点で実機検証した結果をもとに、自分のプランの確認方法・プレミアムコネクタの見分け方・公式の料金プランを解説します。

検証では「組織が Azure の従量課金制と連携しているテナントでは、プレミアムの壁が実質的に出てこない」という、環境によって結果が大きく変わる実態も確認できました。

こんな人にオススメ
  • 自分の環境でプレミアムコネクタが使えるのか確認したい
  • 無料の範囲と有料プランの価格を整理したい
  • Power Automate Desktop のダウンロードが必要か知りたい

Power Automate 全体でできること・始め方はこちらの記事にまとめています。

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自分のプランを確認する方法

まず自分が今どのライセンスで動いているかを確認します。make.powerautomate.com の設定(歯車)→「自分のライセンスを表示」で「ライセンス」パネルが開きます。

自分のライセンスパネル。保有ライセンスの一覧と機能のチェックリストが表示される

検証テナント(Microsoft 365 の一般ユーザー)では「Power Automate for Office 365」「Power Automate Free」などが並び、その下に機能の可否がチェックリストで表示されました(原文)。

機能可否(検証テナント)
標準コネクタ
プレミアム コネクタ
カスタム コネクタ/オンプレミス コネクタ
ビジネス プロセス フロー
RPA(アテンド型/非アテンド型/ホスト型)
Process Mining

「プレミアムコネクタが使えるか分からない」ときは、まずこのパネルを見るのが最短です。✓/✗で自分の環境の答えがそのまま出ます。

無料の範囲でもクラウドフローは十分動く

Microsoft 365 に付属するライセンス(Power Automate for Office 365)の範囲でも、標準コネクタ(Outlook・SharePoint・OneDrive・Forms・Teams など)を使ったクラウドフローは制限なく作成・実行できます。

フロー一覧。自動やスケジュール済みのフローが多数稼働し、上部にプレミアム機能利用可能のバナーが表示されている

プレミアムコネクタの見分け方

有料ライセンスの対象になるプレミアムコネクタは、アクション追加パネルの「プレミアム」フィルタタブで一覧できます。Azure DevOps/Microsoft Dataverse/SQL Server などが該当します。

アクション追加パネルのプレミアムフィルタ。SQL ServerやDataverseなどが並ぶ

見分けるサインは2種類あります。①アクションパネルではコネクタ名やアクションアイコンに付く小さな宝石バッジ、②テンプレート一覧ではコネクタアイコン右上の緑枠「プレミアム」バッジです。どちらも控えめな表示なので、意識して探さないと気づきにくいのが実情です。

SQL Serverコネクタのアクション一覧。アイコンに宝石のプレミアムバッジが付いている
テンプレート一覧のコネクタアイコンに緑枠のプレミアムバッジが表示されている

実測|「プレミアムの壁」が出ないケースがある

「無料プランでプレミアムアクションを追加しようとすると、鍵アイコンや試用版の案内が出る」——これが一般に知られる「プレミアムの壁」です。ところが検証テナントで SQL Server のプレミアムアクション「行を取得する (V2)」を実際に追加してみると、鍵アイコンも試用版ダイアログも一切表示されず、通常のコネクタと同じ接続作成画面にそのまま進めました。

プレミアムアクションを追加した画面。鍵アイコンや試用版ダイアログは表示されず接続作成パネルが開いている

これは、検証テナントの組織が Azure の従量課金制(Pay-as-you-go)サブスクリプションと連携しているためです。フロー一覧には「この環境でプレミアム機能をご利用いただけます。組織で加入している従量課金制の Azure サブスクリプションの対象です。」というバナーが常時表示されていました。この挙動は環境依存です。連携のない純粋な無料プランでは、従来どおりプレミアムの壁(試用版案内)が出ると考えられます。自分の環境の状態は、前述のライセンスパネルとこのバナーの有無で確認してください。

アップグレードの導線|「試用版を開始」ボタンは無い

意外なことに、「試用版を開始する」という名前の専用ボタンは見当たりませんでした。ライセンスパネル最下部の「キャパシティの追加方法を確認する」リンクが実質唯一のアップグレード導線で、リンク先は料金ページ(make.powerautomate.com/pricing/)です。

ライセンスパネル下部のキャパシティの追加方法を確認するリンク

公式の料金プラン(2026年7月時点)

公式価格ページで確認した現行プランは次の4つです(表示はいずれも年払い・税抜)。

プラン価格概要
Power Automate の無料試用版無料30日間の試用版
Power Automate Premium¥2,248/ユーザー/月相当プレミアムコネクタ・アテンド型RPAを含む個人向け上位プラン
Power Automate Process¥22,488/ボット/月相当非アテンド型RPA・組織のプロセス単位
Power Automate Hosted Process¥32,233/ボット/月相当ホスト型RPA(マシンもクラウド側で提供)
Power Automateの公式価格ページ
4つの料金プランカード。無料試用版、Premium、Process、Hosted Process

M365 付属ライセンスとの詳しい違い・どのプランを選ぶべきかは、こちらの記事で掘り下げています。

あわせて読みたい
【2026年版】Power Automateの料金プラン・ライセンスガイド|M365付属・Premium・プレミアムコネクタの違い
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Power Automate Desktopのダウンロード導線

デスクトップ操作を自動化する Power Automate Desktop(PAD)は、フロー一覧右上の「インストール」メニューからダウンロードできます。項目は「デスクトップ用 Power Automate」の1つだけで、クラウドフローとは独立したメニューです。クラウドフローだけを使うなら PAD のインストールは不要です。

インストールメニュー。デスクトップ用Power Automateの項目がある

まとめ

  • 自分のプランは 設定 →「自分のライセンスを表示」の✓/✗で確認するのが最短
  • M365 付属の範囲でも標準コネクタのクラウドフローは制限なく使える
  • プレミアムは宝石バッジ(アクション)と緑バッジ(テンプレート)で見分ける
  • Azure 従量課金連携の組織ではプレミアムの壁が出ないことがある(バナーで確認)
  • 一般ユーザーの画面に実行回数などの上限カウンターは表示されない
Power Automate を体系的に学びたい方へ

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最初のフロー作りにはテンプレートが便利です。あわせてどうぞ。

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