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OneDriveのごみ箱はどこ?削除したファイルの復元方法と完全削除の仕組み

sanane
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はじめに

「OneDrive のファイルを間違えて消してしまった」——そんなときのために、OneDrive にはごみ箱があり、削除したファイルを元の場所へ復元できます。さらに法人向け OneDrive には「第 2 段階のごみ箱」という下層のごみ箱もあります。

本記事では、2026年7月に Web 版 OneDrive で削除 → 復元 → 完全削除 → 第2段階からの復元までを実際に一巡した検証をもとに、ごみ箱の仕組みを解説します。

試してみると、「ごみ箱から削除」の実態は完全消去ではなく第2段階のごみ箱への移動だったり、第2段階からの復元が元のフォルダーへ直接戻ったりと、見た目の文言からは分からない挙動がいくつも確認できました。

こんな人にオススメ
  • 削除したファイルを復元したい・ごみ箱の場所が分からない
  • 「ごみ箱から削除」したファイルがまだ戻せるのか知りたい
  • ごみ箱の保持期間・完全削除の仕組みを整理したい

OneDrive(Web 版)の基本操作の全体像はこちらのハブ記事にまとめています。

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ごみ箱の場所と画面構成

ごみ箱は Web 版 OneDrive の左ナビの「ごみ箱」にあります。一覧には「名前(サブテキストで元の場所)/削除済み(日時)/削除者/作成者/ファイル サイズ」の列が表示され、上部に「ごみ箱を空にする」ボタン、下部に「探しものが見つかりませんか?第 2 段階のごみ箱をチェックしてください」というリンクが常設されています。

OneDriveの左ナビにあるごみ箱。一覧に名前、削除済み日時、削除者などの列が表示される

ファイルを削除するとどうなるか

ファイルを右クリック →「削除」を選ぶと、「このアイテムをごみ箱に移動してもよろしいですか?」という確認ダイアログが出ます。

削除の確認ダイアログ。このアイテムをごみ箱に移動してもよろしいですかと表示される

削除すると即座にごみ箱一覧の最上部に反映されます(削除済み列は「たった今」表示)。元の場所も「マイ ファイル > onedrive-検証」のようにサブテキストで残るため、どこから消したか後から分かります。

削除直後のごみ箱一覧。たった今削除されたファイルが最上部に表示されている

ごみ箱内の「ファイル サイズ」表示は、元のファイルサイズより大きく表示されることがあります(実測: 50 バイトのファイルが 358 バイト表示)。メタデータ込みのサイズと見られるので、サイズが違っても慌てないでください。

削除したファイルを復元する

復元は簡単です。ごみ箱内でファイルを右クリックすると「復元」「削除する」の2項目だけのメニューが出るので、「復元」を選びます。

ごみ箱内の右クリックメニュー。復元と削除するの2項目

実測では、ファイルは削除前のフォルダーへ正確に戻りました。ファイル名・場所とも変更はありません。

復元されたファイルが元のフォルダーに戻っている

「ごみ箱から削除」の実態は第2段階への移動

ごみ箱内でアイテムを選択して「削除する」を押すと、「このアイテム “(ファイル名)” をごみ箱から削除しますか?」という確認が出ます。

ごみ箱からの削除確認ダイアログ

この操作、文言からは「完全に消える」ように見えますが、実測では完全消去ではなく「第 2 段階のごみ箱」への移動でした。つまりこの時点ではまだ復元できます。逆に、ダイアログに「元に戻せません」といった強い警告が無いぶん、軽い気持ちで押してしまいやすい点にも注意です。

第2段階のごみ箱と、そこからの復元

第1段階のごみ箱下部のリンクから「第 2 段階のごみ箱」に移動できます。一覧の列は「名前/削除日/削除者/作成者/元の場所」で、第1段階と違いファイルサイズ列が無く、元の場所が独立した列になっています。

ごみ箱下部の第2段階のごみ箱へのリンク
第2段階のごみ箱の一覧。ごみ箱から削除したアイテムが表示されている

第2段階でもアイテムを選択すると「復元」ボタンが使えます。実行すると「1 アイテムを復元しました」と表示され——ここが面白いところですが——第1段階のごみ箱を経由せず、元のフォルダーへ直接戻りました。2回復元し直す必要はありません。

第2段階のごみ箱からの復元。1アイテムを復元しましたのトーストが表示されている
第2段階から復元したファイルが元のフォルダーに直接戻っている

保持期間はUIに表示されない

「ごみ箱のファイルは何日で消えるのか」を UI 上で探しましたが、第1段階・第2段階とも一覧・詳細パネルのどこにも保持期間(日数)の表示はありませんでした。「◯日後に自動削除」といった注記も出ません。

ごみ箱の詳細パネル。保持期間の日数表示は見当たらない

Microsoft の公式ドキュメントでは、削除されたアイテムは第1段階・第2段階あわせて既定で 93 日間保持されるとされています(組織の設定により異なる場合があります)。UI で確認できない以上、「いつか自動で消える」前提で、必要なファイルは早めに復元しておくのが安全です。

「ごみ箱を空にする」は最終手段

ごみ箱上部には「ごみ箱を空にする」ボタンが常設されています。ごみ箱内の全アイテムを一括で削除する操作なので、容量を空けたい場合などを除き、基本的に押す必要はありません。

ごみ箱上部のごみ箱を空にするボタン

「ごみ箱を空にする」は残しておきたいアイテムまで巻き込んで消してしまいます。個別に消したいものがあるなら、アイテムを選択して「削除する」を使ってください(それなら第2段階のごみ箱からまだ復元できます)。

まとめ|削除ファイルの行き先マップ

操作ファイルの行き先復元
ファイルを削除ごみ箱(第1段階)右クリック →「復元」で元の場所へ
ごみ箱から「削除する」第2段階のごみ箱(完全消去ではない)「復元」で元の場所へ直接戻る
ごみ箱を空にする全アイテムを一括削除—(基本使わない)
保持期間の経過自動削除(UI に日数表示なし・公式Docでは既定93日)不可
  • ごみ箱は左ナビにある。削除は即時反映され、元の場所も記録される
  • 「ごみ箱から削除」してもまだ第2段階のごみ箱から戻せる
  • 保持期間は UI に表示されない。必要なファイルは見つけ次第すぐ復元

OneDrive の基本操作や、名前変更のトラブル対処はこちらの記事でどうぞ。

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