Microsoft Formsの使い方|フォーム作成から共有・回答の集計まで

はじめに
Microsoft Forms は、アンケートや申し込みフォームをブラウザだけで作れる Microsoft 365 のツールです。作成から回答の集計まで無料枠内で完結し、Excel 連携や自動化との相性も抜群です。
本記事では、2026年7月の実機検証をもとに、フォーム作成 → 設問 → デザイン → 共有 → 回答 → 集計の一連の流れを画面付きで解説します。
質問の種類の全9タイプ、設定パネルの全項目、共有の3つの方法(招待・QRコード・埋め込み)まで、実際の画面の原文で押さえていきます。
- Microsoft Forms を初めて使う・全体像をつかみたい
- どんな質問形式や設定ができるのか一覧で知りたい
- 作ったフォームの共有方法と集計の見方を知りたい
フォームを作成する|入口は3ボタン
forms.office.com を開くと、上部に「新しいフォーム」「新しいクイズ」「クイック インポート」の3ボタンが並んでいます。アンケートなら「新しいフォーム」、採点付きのテストなら「新しいクイズ」です。その下にはテンプレートギャラリーと、作成済みフォームの一覧(最近/自分のフォーム/入力済み/共有されている/お気に入り)が続きます。

質問の種類は9タイプ|1つのグリッドに全部並ぶ
「以下でクイック スタート」(または質問追加ボタン)を押すと、質問の種類が9タイプすべて1つのグリッドで表示されます。「その他」の中に隠れている形式はありません。
選択肢/テキスト/評価/日付/ランキング/リッカート/ファイルのアップロード/Net Promoter Score®/セクション


ファイルの提出を受け付けたい場合は「ファイルのアップロード」を使います。容量制限などの注意点はこちらの記事にまとめています。

質問ごとの設定|複数回答・必須・詳細設定
選択肢質問の下部には「複数回答」(既定 OFF)と「必須」(既定 ON)のトグル、そして「…」(質問の詳細設定)が並びます。選択肢には「オプションを追加」「”その他” オプションの追加」のリンクも常設されています。

デザインを変える|テーマ・レイアウト・BGM
「スタイル」パネルでは、レイアウト6種(用紙モード/右寄せの画像/スタック カードなど)、背景テーマ(画像・グラデーション・独自画像のアップロード)、色スウォッチ7色を選べます。意外なところでは BGM のトグル(既定 OFF)まであります。

作成中のフォームは「プレビュー」で確認できます。コンピューター/携帯電話・タブレットの表示切り替えがあり、スマホでの見え方も送信前にチェックできます。


共有する|リンク・招待・QRコード・埋め込み
「回答を収集」を押すと共有ダイアログが開きます。上部で回答できる範囲(すべてのユーザー/組織内のみ/組織内の特定ユーザー)を選び、リンクをコピーして配るのが基本です。「URL を短縮」のチェックもあります。

下部のタブは「招待/QR コード/埋め込み」の3つです。メール送信専用のタブは無く、「招待」タブが Outlook/Teams への送信を兼ねています。「埋め込み」タブでは iframe の埋め込みコードをコピーでき、Web サイトへの設置に使えます。


設定パネルの全項目
「設定」パネルで調整できる項目の一覧です(原文・上から順)。
| セクション | 項目 |
|---|---|
| このフォームに入力できるユーザー | すべてのユーザー/組織内のみ(名前を記録・1人につき1つの回答)/組織内の特定ユーザー |
| 回答のオプション | 回答を受け付ける/開始日・終了日/回答時間を設定する/質問をシャッフル/質問番号を無効にする/進行状況バーを表示する/別の回答を送信を非表示にする/お礼のメッセージをカスタマイズ/回答者に回答の保存・編集を許可する |
| 応答の受信確認 | 送信後に応答の受信を許可する/各回答の通知をメールで受け取る/SMART 通知メール |


回答を集計する|応答の概要ビュー
回答が届くと「応答を表示」ボタンに未読件数バッジが付きます。クリックすると「応答の概要」画面に遷移し、応答数/平均時間/期間の概要カードと、質問ごとの集計が表示されます。集計の表示形式は質問タイプに応じて変わり、選択肢はドーナツグラフ+凡例、テキストは件数+最新回答の引用表示です。

次のステップ|Excel同期・条件分岐・自動通知
基本の一巡ができたら、次の3つの機能で活用が一気に広がります。それぞれ入口と詳しい記事を紹介します。
①Excel で集計する: 応答の概要画面にある「Excel で結果を開く」から、回答が自動同期される Excel ブックを開けます。


②回答によって質問を出し分ける(条件分岐): 質問の「…」メニュー →「分岐を追加する」から設定します。


③回答があったら通知を受け取る: 設定パネルの「各回答の通知をメールで受け取る」をオンにします。回答者への自動返信も含めた通知の使い分けは記事でどうぞ。


まとめ
- 作成は「新しいフォーム」から。質問は9タイプが1グリッドで選べる
- 共有はリンク・招待(メール/Teams)・QRコード・埋め込みの4通り
- 組織内フォームは既定で記名式。匿名にするなら回答受付前に設定確認
- 集計は「応答の概要」で自動化。詳しい分析は Excel 同期へ
- 慣れてきたら条件分岐・通知・自動化で次のステップへ
採点付きのテストを作りたい方はクイズ機能の記事を、回答者への自動返信メールを送りたい方は Power Automate 連携の記事をどうぞ。







